1999年にイリノイ大学EVLとVR空間の共有に関する研究を行いました。
なんとか意思疎通をおこいたかったのですが、その当時はネットワークの回線も細いので身振り手振りでしかコミュニケーションを取れませんでした。
音声通話?英語を上手に喋れません。キーボードをVR空間に表示してキー入力?操作が大変です。
そこでVR空間に線画を描いてコミュニケーションする方法を構築しました。それが可視化データを3Dで表示したVR空間に注釈を付与する研究に繋がりました。
文字もVR空間に空間に描く方法(いわゆる空書き)を試しましたが、人間の腕の動きは3次元なので「あ」を描いても横から見ると歪な方になります。そこで、付与する注釈はPDA(懐かしい!)に描いてそれをVR空間に貼り付ける、という方法を取りました。