MRでもデバイスによって分類されます。
- ビデオシースルー
- 実空間を撮影しているカメラ映像に情報を重畳させるもの
- 光学シースルー
どちらもメリットデメリットがあります。
ビデオシースルーの場合デバイスとしてはカメラ付きHMD(例えばApple VisionPro)がこれに相当します。頭を覆うHMDを現場作業で使うには安全面の上でベストとは言い難いです。また、現場作業者一人ひとりに支給することは難しいです。
またスマートグラスを用いたMRもカメラ映像に情報が重畳されます。実物を見ながらカメラ映像も見ながらとなりますので、同じ視覚情報が重複するので使い勝手はいかがでしょうか。
しかし、同じビデオシースルーでもスマートフォンやタブレットを用いる場合、アプリを個人のデバイスにインストールしたりHMDよりも安価に導入することが可能です。
一方、光学シースルーの場合、実空間と表示する情報の位置合わせがビデオシースルーと比較くして容易ではありません。しかし、HMDタイプとはことなり実空間に情報のみを重畳させることができます。