設計製造業において他社との連携事業を行うためには、CADデータを介して情報共有する必要があります。
しかし、企業毎にどれぞれ用いてるCADが異なっている場合には、お互いが読み込めるフォーマットに変換する必要があります。
CADデータ変換ツールはElysium 3DxSUITEやHOOPS Exchangerなど色々ありますが、いくつか紹介いたします。
CAD Exchangerには大きく分けてEnd User向けとDeveloper向けがあります。
EndUser向けにはデスクトップアプリのCAD Exchanger GUI、クラウド上で変換を行えるCAD Exchanger Cloudがあります。これらには1ヶ月で利用できる回数に制限がありますが、それぞれ無償トライアル版もあります。
VRLiteでロードできるフォーマットはFBX, OBJ, GLTF2, STL, PLY, 3Mですが、お使いのCADのフォーマットからCADExchangerでこれらのフォーマットに変化した3D CADデータはVRLiteで読み込めるようになり、VR空間で製作したCADデータを確認できるようになります。
また、Developer向けには C#, C++, JAVAで使えるSDK, コマンドライン、Webアプリとして使えるJavascriptなどがあり、CAD変換サービスやオンプレでのCAD変換アプリの構築が可能です。
CAD Exchangerを用いたサービスやアプリの構築は多岐にわたるのでライセンスについてはこちらからお問い合わせください。
もう一つの方法としてPDF3D ReportGenを使う方法があります。
PDF3D ReportGenはもともとPDFに3Dデータを組み込むためのツールです。80種類以上の形状フォーマットのデータを読込み、変換することが可能です(対応フォーマットはこちら)。
3Dデータを組み込んだPDFのサンプルはこちらになります。
PDF3D ReportGenは3Dデータを組み込んだPDFを作るに限らず、データフォーマットの変換ツールとしても利用できます。
例えば、CADからStepあるいはIGESでエクスポートしたCADデータをglTFに変換してVRLiteにロードすることができます。
PDF3D ReportGenに関するお問い合わせ
VTSソフトウェア https://vts-software.co.jp/
PDF3D ReportGenに関するお問い合わせ https://vts-software.co.jp/contact/