VRLite ver.4

VRLite ver.4はXRLiteEditorで編集したVR空間を表示するVRビューワです。

設備保全や点検・整備作業などの現場ではタブレットPC(Windows)でXRLite Editorで作成した3Dマニュアルを表示し、タップ一つで作業手順を表示します。

オフィスではQuest2を使ってVR表示させて、教育や事前打ち合わせに活用できます。

3DCADデータや3Dスキャンした物体の表示に加え、テキスト、画像の注釈、IoTデータの表示、オブジェクトの色の変更、簡単なアニメーションを表示できます。

3Dデータに様々な情報を重ね合わせてシームレスに連携させて情報の共有と理解を促進することができます。

 

VR空間にIoTデータ​

3DデータにIoTやPCLのデータを表示させることで、「このセンサーはどこの値か」が直感的に把握できるようになります。

VR空間に付箋​

VR空間内では形状やサイズを直感的に把握できます。VR空間にテキストベースの付箋をつけることでより的確に理解できるようになります。

VR空間に画像​

VR空間に画像を張り付けることが可能です。言葉だけでは伝えづらい手順や説明をより的確に伝えることが可能です。

VRLiteを活用したデザインレビューに加えて、製造ラインの検査や組立作業を事前に検討・トレーニングすることで、作業効率を向上させることができます。また、展示会でも効果的なPRを行えます。

設備保全の業務を支援

VRLiteを活用することで点検項目や場所を効果的に確認できます。

  • 3Dデータにテキストや画像の注釈を付与することで、従来よりも直感的で分かりやすいガイダンスが可能。
  • 保全作業者は事前に仮想空間でリアルな状況を視覚化し、現場で迅速な点検が行えます。
  • 点検のミスを減少させつつ、作業効率を向上させ、施設の安全性と信頼性を確保できます。

技能継承とトレーニング

VRLiteを活用したトレーニングプログラムにより、新入社員の研修期間が短縮されます。

  • 作業手順や機械の操作方法をVRLiteの環境で学び、スキル向上を促進します。
  • VRLiteの空間に表示されている製品や機械の3Dデータにテキストや画像の注釈を参照
  • 作業者はVRLiteを通じて装置の機能やメンテナンス手順に関する詳細な情報を視覚的に確認できます。

展示会やデモンストレーション

VRLiteを使用すると、大型機器や装置の物理的な制約を超えて展示が可能。

  • 機器の詳細な構造や機能をVRLiteで視覚的に注釈付きで説明し、異なる視点からアプローチすることで臨場感のある展示を構築。
  • VRLiteを活用した展示は低コストで実現可能で、物理的なブースの設営やディスプレイの運搬にかかるコストが削減され柔軟性が向上。
  • 経済的ハードルを下げながら、効果的で没入感のある展示を提供できます。

目的に応じてデバイスを選択

オフィスではQuest2を接続してVRモードで、現場ではWindowsのタブレットPCに表示してデスクトップモードで、といった用途に応じて使い分け出来ます。

スマートグラスを用いた遠隔臨場での利用方法

オフィスのエキスパートがAtlasRemoteを通じて現場作業者のスマートグラスにVRLiteの画面をリアルタイムに提示してサポート。現場の作業者は音声のみでは伝達が困難な指示も的確な把握できて、修理やメンテナンス作業を円滑に進めることができます。

  • 指示者は現場状況をカメラ映像で確認しながら指示を出せます
  • AtlasRemoteAtlasDirection社の遠隔臨場サービスです。

仕様

【主な機能】

  • XRLite Editorで作成したプロジェクト(vrlファイル)の読み込み
    • 自動視点移動
    • 色変更
    • 3Dオブジェクトの位置変更
    • 注釈(画像・付箋・IoTデータ)表示
  • VRモードでは自由視点移動、物体把持が可能です。
 
【稼働条件】
  • PC :  Windows10, Windows11 64bit
  • 現場向けWindowsタブレットPCはこちらをご参照ください。
  • VRモードでは以下が必要です。
    • HMD : Meta Quest2(OculusLink必須)
    • GPU: NVIDIA RTX4000シリーズ以上

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